2007年 1月 11日(木曜日) 09:00

初めてのハーブティ

いやぁ、だいぶブログをサボってしまいました・・・。いつのまにか新しい年がきていて、慌しかった年末&お正月休みもあけて、また「日常...
 いやぁ、だいぶブログをサボってしまいました・・・。いつのまにか新しい年がきていて、慌しかった年末&お正月休みもあけて、また「日常」がもどってきました。やっと目が覚めてきたかんじです。

 休み明けのお客様たちは、皆さん一様に胃腸が疲れていて、背中がまるく張っていました。食べすぎ飲みすぎはテキメン、体にでます。と、いっている私自身も胃腸がダランと疲れているわけです。こんな時、胃腸においうちをかけるようにコーヒーばかり飲んでいませんか? その一杯をハーブティに変えてみてはどうでしょう。

 胃腸によいハーブティはいろいろあります。ミント、カモミール、フェンネルやクミンなどのスパイス系のものなどなど。でも、いかにもハーブティっぽいのは苦手な方には、ハーブコーヒーはいかがですか? タンポポコーヒーやチコリコーヒー、あるいはバードックルートコーヒーなどがおすすめです。コーヒーとはやはり香りも味も違いますが、コーヒーを飲んでいるフンイキはでます。ハーブっぽい香りというよりは香ばしいかんじ。タンポポもチコリも根っこを乾かして炒ったものを使うので、香ばしさは当たり前といえば、当たり前。炒ってない状態で売られてることもありますが、それをフライパンなどで気長に炒るのも、楽しみの一つと思ってください。実際少しずつ部屋中に香ばしい香りがたちこめて、そのうち、にこにこしてきますよ。

 よく思いかえせば、私が始めて自分の意思でハーブティが飲みたいと思って買いに行ったのは、タンポポコーヒーでした。まだ、多分学生で、それってすご~く前ですが・・・。長田弘の「サラダの日々」という小説を読んで、感化されたのでした。ジュジュという風変わりな女の子が、ビルの屋上のプレハブに大きなデブ猫と住んでいる話で、彼女のフツーではない日常をかいているものでした。その本の中で、ジュジュが原っぱに行って、たくさんタンポポの根っこえを採ってきて、干して、炒って、コーヒーにして飲むシーンがでてくるのですが、それがものすごーくおいしそうだったのです。ひなたの香りがするタンポポコーヒー、私も飲んでみた~い、と、探しに行き、初めて自分の意思でハーブティを飲んだのでした。もちろん、あったかい香りに包まれて満足でした。

 タンポポコーヒーは肝臓にいいと、浄化強壮作用が有名です。お酒などで肝臓も疲れている時期なので、もってこいですね。毒素排泄をしてくれますので、トラブル肌の人や便秘がちの人にもいいです。ハーブティになれてくると、タンポポやバードックルートにカモミールなどを混ぜてブレンドティにしてもおいしいです。これを温めたミルクで入れたり~、ハーブのブレンドティもお料理と同じで、どんどん工夫して飲んでみましょう。自由に気楽に楽しむことができます。根っこのものは体を温めてくれるので、このシーズン、ぴったりです。