2008年 12月 20日(土曜日) 09:00

風のガーデン

「風のガーデン」最終回、見ましたか?エゾエンゴサクの花畑。小さな青い花がいっぱいに広がる丘の光景を、ルイ(黒木メイサ)とガク(神木...
「風のガーデン」最終回、見ましたか?
エゾエンゴサクの花畑。
小さな青い花がいっぱいに広がる丘の光景を、
ルイ(黒木メイサ)とガク(神木隆之介)が見つける最後のシーン、
よかったです~(泣)
貞美(中井貴一)が乗っていたキャンピングカーのあとだけ、
ぼっかりあいていて、
ほか一面、エゾエンゴサクの青い小さな花が可憐に咲き誇る・・・。
見事でしたね。

エゾエンゴサク・・・・
貞三先生の花言葉は
「妖精たちの秘密の舞踏会」

本当に、、、、、そんな光景でした。

このドラマは、毎回、お花が本当にきれいで楽しみでした。
タイトルにも「風」がついていますが、
花々の間を、すり抜けていく「風」のようすが、
まるで見えてくるようで。
風にのって、花が香ってくるようで。。。

いつかはこんなお庭を造りたい・・・。
毎回、そんな思いで熱くなりました。

緒方謙さん、すばらしかったですね。
最後の命の灯火を燃やして、精魂込めての演技でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。

この夏に、義父が在宅でとても安らかに逝ったのをみとどけたので、
「在宅で家族に囲まれて逝く」というテーマは、
とても考えるところが大きかったです。

やはり、人は素直に自分の行きたい道を選ぶべきだと思います。
けれどそのために、
誰かを傷つけたり、悲しませてしまったりします。
失った隙間をうめるため償い、後悔したり・・。、
そうしてまた、大事なものに気付いていくんですよね。
そんなふうに、揺れていくのが、人生の醍醐味なのでしょう。