2014年 1月 25日(土曜日) 15:17

都知事選ですが。

都知事選が盛り上がっていますね。

一見すると、

脱原発派VS原発推進派

というふうにも見えます。

 

その視点ももちろん大事です。

 

けど今こそ、

もっと根本的な社会の構造が変化する

大きなチャンスではないかと思っています。

 

今までは

どれだけ多くの物を奪い取れた方が勝ちか、

といった競争の社会でした。

常に「他の人より多くを得たいと考えている」

社会の構造がそもそもそういう風になっていて、

その枠に 収まって生きていこうとさせる教育があります・・・。

でもこの考えの中では、

世界は有限になり、奪い合いの繰り返しです。

不安や怒りが争いをさそい、

悲しみに包まれ、その中では誰もが幸せではありませんでした。

 

お互いが奪い合う人だとすると、

自分が奪い取いとれば、

今度は相手が倍返しで奪いかえしてきます。

不安からは逃れられません。

怒りもおこります。

悲しみも続きます。

やるかやられるかの争いが続きます。

 

一方、相手がそうではなく、

人から奪わない人だとわかると、

今度は安心して

その人からできるだけのものを奪おうとします。

 

こんな社会はもううんざり。

そんなふうに思っている人が、

どんどん増えてきているのも事実だと思います。

 

奪い合いから分かち合いの世界へ・・・。

 

実際、一部の人達はそちらの方にどんどんシフトしています。

その流れは震災を経験してさらに大きなものになり、

倍々の法則で広がっている。

 

分かち合いの世界は穏やかであたたかい。

感謝に包まれています。

 

ところで、

昨夜、ある瞑想会で最後に私が受け取ったのは、

青くてとても美しい地球の映像でした。

真っ暗な闇の中、ひとつだけ光り輝く地球。

その地球を見ていて、

心がはりさけそうなくらい

「私は地球が本当に大好き」と思いました。

 

これからは、個人の小さな世界ではなく

この地球の視点で物ごとを考えていかなくてはいけません。

そのように、たくさんの方が口々に言っています。

 

地球そのものが「ガイヤ」というひとつの生命体で、

私たちは全てそこに含まれています。

 

隣の人の悲しみは自分の悲しみになるでしょう。

隣の人の喜びは自分の喜びになるでしょう。 

 

そんな時代になってきているのだと思います。

そんな時代にしていかなければ、

ガイヤはもうもちこたえないかもしれません。

 

今日は少しシビアなブログになりましたが、

都知事選も

分かち合いを導いてくれる方が選ばれるといいですね。

最終更新日: 2014年 1月 25日(土曜日) 16:01