HVEZDAという
六芒星の不思議な建物がある公園に着くと、
そこにはもう、
魔法使いさまのお仲間がたくさん集まっていました。
ここで最後のメインイベントが行われます。
チェコ人と日本人、総勢40名近い人達が、
この奥にある六芒星の建物に向かって、
美しくまっすぐな道をひたすら歩きます。
門から奥の広場まで1Kmもあるそうです。
ちなみにここはヨーロッパの中心に位置するそうです。
途中、木の下で太鼓を叩いている男性がいました。
太鼓の音が心地よく、偶然にしてはすごい演出だと思ったら、
やはり、この方もお仲間なのだと後でわかりました。
途中で大きな樹にみんなで挨拶をしていきました。
もちろん、この大樹はこの辺りを守る精霊なのでしょう。
そして、メインイベント会場になる広場に到着。
今回、この不思議な六芒星の建物には、
時間の都合などで入れなかったのですが、
実は、魔法のあれこれを駆使して
建てられているのだそうです。
以前、中に入ったことのある宮川先生によると、
建物は下から「土⇒水⇒風⇒火」と、
四大元素に従って作られていて、
一番上の「火」の部屋は、
扉の前に立っただけであついと感じたそうです。
ちなみに中はこんな感じなのだそうです。
素敵ですね。
またミュージアムのように
興味深い物がたくさん展示されていて、
ヒルデガルトの「宇宙のたまご」
なんかもあるみたいです。
こんなのです。
これについて書くのは長くなるので、またいつか・・・。
もちろん原画ではないにしても、なぜここに?
すごく興味があります。
今度は絶対に入ろうねと、みんなで誓いました。
で、広場に着くと魔法使いさまは、
ひとつの水晶を取り出し、地面に埋めました。
宮川先生に初めて会った時、もらったという水晶です。
そしてその上に魔法の杖を立てました。
その杖の周りを、日本人とチェコ人が交互に並んで、
ぐるりと囲みました。
この光景を
魔法使いさまは数年前に夢でみたそうです。
まだ宮川先生とも知り合う前で、
日本人なんてひとりも知らなかった時にです。
それが、今、現実になったのです。
それからチェコ人達が数歩外に下がり、
日本人の円が内側に、チェコ人の円が外側にと、
二重の円になりました。
先ほどの太鼓がずっと聴こえています。
身体に響いてくる感じです。
この日はとても暑く、日差しが照り付けていました。
それもあってなのか、
少し気が遠のく感じを覚えるような、
朦朧としてきて不思議な浮遊感も。
「向かい合わせになった人の目を見つめてください」
「チェコ人は日本人に、日本人はチェコ人に、
ぜひ招待したい母国の
とっておきの場所を思い浮かべて、
相手にそのイメージを送ってください」
私はなぜか鞍馬山にある湖が頭に浮かびました。
受け取ったと思われる映像は?
送っているのに精一杯でした(笑)
チェコと日本の様々な場所が、
40名近くの人達の意識の糸で紡がれたかのように、
どんどんしっかりつながっていくのはわかりました。
広げた両手をゆっくりと合わせていき、
重なったら・・・
みんなで拍手♡
笑顔と拍手の中でフィナーレです。
魔法使いさまはの夢が現実になったというこの事実。
それはいったいどんな意味があるのでしょう。
私達は何かに導かれるように、チェコに来ました。
(もちろん宮川先生に導かれたのですが・・・w)
それぞれが感じとったものは違うと思いますが、
私にとっては・・・
チェコの魔法はシャーマニズム的な自然崇拝の中で、
自然のエネルギーを利用したものだと思いました。
その感覚は私達日本人にはとてもしっくりとくるのです。
人間の作る物は全てが地球にすでにあり、
人間の学ぶべきことはすべて自然界が教えてくれます。
人は地球の一部でしかないということ。
このことは日本人なら当たり前の感覚のはずなのでしたが、
最近は少し忘れかけています。
「自分の命が自然や他の生物、
全ての命につながっていること」
チェコの魔法が教えてくれたのは
その「つながり」を意識することの大切さだと、
私は思いました。
皆さんはどう感じていたのでしょう。。。
この後、こんなに素晴らしい大聖堂で
美しいオルガンとソプラノに癒されました。
これも魔法使いさま達が、
私達のために厳選して用意してよくれた
飛び切りのコンサートです。
音楽もまた大魔法だと思いました。
ベンションに着くとお別れ会です。
毎朝、瞑想していた屋上で、
私達はチェコの友人達に折り紙で鶴のプレゼントをし、
チェコ民謡を歌って感謝の気持ちを表しました。
折り鶴を、忙しいスケジュールの合間をぬって、
みんなが心を込めて折りました。
チェコ民謡の「おおまきばはみどり」や
「翼をください」を歌いました。
これも忙しい中、
仲間が歌を選んで
歌詞を調べていてくれていました。
本当にチェコの友人達には、
どんなにお礼を言ってもしきれないほど感謝です。
そして、最後の夜はあわただしく過ぎ。
次の日の帰国する朝、
私達はちょっとしたサプライズを考えていました。
宮川先生にみんなでレイキヒーリングをしたのです。
私達にとっても、
みんなでヒーリングしたこのシーンは
とてもあたたかい思い出になりました。
私達をここに連れてきてくれて
本当にありがとうございました。
この大所帯を引き連れて1週間は
そうとう大変だったと思います。
そして、
ずっーとチェコにいたいな、って思いが募る中、
飛行機は無情にも離陸しました。
ああ、帰るんだ~(泣)
上空からチェコの街並みがうっすらまだ見える中、
なんと!!!
ハートの虹が現れました。
自分が全てにつながっていること。
全てが自分につながっていること。
それを「愛」というんだよ。
チェコからの最後のメッセージでした。
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皆さん、長いことお付き合いいただいて、
本当にありがとうございました!