本格的な花粉症のシーズンに入りました。予測では、今年の花粉の量は、それほど多くないらしいです。(ホッ) 私も5、6年くらい前からかな、いきなりデビューしました。もともとアレルーギー体質で、杉花粉も調べていたので、いつか必ず「くる」のは知っていました。さほど重症ではないですけど・・・でも憂鬱。花粉症のつらさは、なってみなければわからないものです。風邪のような状態が、ずっと1~2ヶ月続くのです! 鼻が出るとか、目がかゆいとかもあるけれど。悪化して、夜、息がしにくいというのは、なんといっても死にそうで最悪! そこまでは避けたいです。で、ハーブやアロマでも、花粉症に対応する方法はいろいろあるので、ちょっとご紹介してみます。
ハーブではなんといっても「ネトル」がおすすめです。なってからではなくて、事前に飲んでいたいハーブティです。味はのりっぽいとか、青汁みたいとか・・・。慣れればけっこうおいしいです。でも味がムリなら、サプリメントでもいいと思います。濃い緑色をしていて、ビタミン、ミネラルに富み、特に鉄分、カリウムが豊富です。カタル性うっ血をとり、アレルギー症状を緩和します。さらに体の毒素、老廃物を排出し、血液をきれいにしてくれます。
あとはカンゾウ、ペパーミント、エルダーフラワー、ヤロウなどがつらい症状を緩和してくれます。痛めた毛細血管を修復するために、ローズヒップもブレンドするといいです。エキナセアがいいともよくいわれます。確かに抗アレルギー作用はありますが、急性の症状に向いていて、長期に飲み続けると、私は効果がおちるような気がします。花粉症より、急に風邪をひいちゃったときのほうが、エキナセアはあっているような・・・と。
精油ではだんぜんユーカリ。マスクのガーゼにおとして外出すると、かなりいいです。ペパーミントも同様に利用できます。粘膜がやられすぎで、鼻などから出血があるときは、R・カモミールがいいです。整体では、冬の体が春とともに上手に緩みきれない場合、花粉症の症状がおきると考えられています。特に左の肩甲骨が緩まないために、その体を緩ませようとして、くしゃみや鼻水がおこるといわれています。そこで、花粉症の人は首や肩のハリが例外なくヒドイです。なので、特に左を意識した首や肩のストレッチがおすすめ。ユーカリの入ったオイルでマッサージするのも、とってももちろん効果的です。
あとは、日ごろの食生活です。甘いものやお酒は大敵で、花粉症の人なら、皆さんこれは経験済みですよね。これらをとった次の日は、必ず症状が悪化します。乳製品、油分のとりすぎもダメですね。ただし、以前にもお話したとおり、オイルにもいろいろあります。低温圧搾法で抽出された良質のオイルを少しとるのはおすすめです。
花粉症のために、おいしいもの、みんな我慢みたいだけど。これって、実は、日ごろからできれば控えたいものばかりだったりして。この時期はデトックスシーズンだとカンネンして、ちょっと我慢することにしましょうか。
あとは疲れはためず、よく睡眠をとり・・・と、どれも花粉症対策ばかりというわけではなく、基本のことみたいですね。そうそう、花粉を体に付けたままにしないのも基本、忘れずに。それにしても人間は弱い。あんなちっちゃな花粉に振り回されるなんて・・・。