乾燥肌の人は、これからが、一番つらいですね。
アーユルヴェータでは「ヴェータ」体質の人が乾燥しやすいのですが、
日本人女性の多くがこの体質だと言われています。
ヴァータ体質の特徴は、冷たく、軽く、乾きます。
特にこの寒さのシーズンは、ヴァータが優勢になります。
もともとヴェータ体質の人は、
ますます冷たく、軽く、乾きやすくなるという時期です。
保湿はもちろんのことですが、体を冷やさないことが重要です。
また、温かいものや上質のピュアオイル（低温圧搾法でしぼったもの）
を多めにとるのがおすすめです。
よく言われている乾燥対策を並べてみます。
①クリームをたっぷり塗る。
②ハーブティなどの水分を多めにとる。
③皮脂を洗い落としすぎない。
④綿などの天然繊維の肌着を身につける。
⑤お部屋の湿度を保つ工夫。
⑥電気毛布やホットカーペットの使用はできるだけ控える。
⑥は、体を温めることにはなるのですが、
長時間、低温の電気の熱でじわじわと調理されている状態です。
お肉はパサパサに焼けてしまいます。
どうしても使用したい場合は、
自分の水分補給とお部屋の加湿を忘れずに。
アロマを乾燥対策に選ぶなら、
安息香、サンダルウッド、ジャスミン、ネロリ、ローズ、パルマローザ、ローズウッド、ラベンダーなどがいいでしょう。
特に私が、今回おすすめするのは「安息香」です。
ベンゾインとも呼ばれていますが、甘くスパイシーな香りがします。
弱った心をなぐさめてくれる、温かみのある香りです。
乾燥を改善してくれると同時に、かゆみも抑えてくれます。
この時期、おすすめのアロマです。