紅葉した木々を見ると、なぜだか感動します。
そのわけを改めて考えてみたことなんて、なかったのですが、
ある方のお話を聞いて納得しました。
紅葉のその色は、
春夏の間にありったけのエネルギーをお日様から受けて、
十分に満ち足りた喜びの色だというのです。
そういえば「赤」はエネルギー・パワーの色だし、
「黄色」は喜びや活力を示す色です。
秋は「豊かな実り」だということですね。
その満ち足りた喜びの紅葉の色を見て、
私たちは感動してしまうのでしょう。
葉っぱたちはその後、枯れて大地へと帰りますが、
その事が悲しいとか寂しいことだとか・・と、
ついそんなイメージを持ってしまいがちです。
でも、木々の緑たちは十分に命の輝きを満たして、
次の命のサイクルへと進んでいく。
それは決して悲しかったり寂しいことではありませんね。
目には見えないけど、枯葉を落とした後の枝にも、
ひっそりと次の若葉のための準備が進められています。
自然界はいつも、希望の未来へ進んでいます。
それをお手本に、私たちも希望の方へ進んいきたいですね。