「お仕事は楽しいですか?」
「楽しいですよ~^^」
駅のホームで、
ものすごく疲れたサラリーマンのおじさんを見て、
彼は小さなハートを痛めたそうです。
オトナって大変なんだ。
仕事って大変なんだ。
「好きな仕事なので、
大変なこともあるけど、
楽しさの方が上回ります。
好きな仕事なら、
辛いことがあっても乗り越えられますよ」
「じゃあ僕は、気候予報士になります」
「いいですね。好きな仕事をしてくださいね」
「はい!」
お母様もにっこり。
「そうでしょ、
だから好きなことをするのが大事なのよ」
いいお母様です。
ご本人も好きなお仕事をされている方だし、
でも、お自分のお子さん、
ましてや男の子なんかだと、
フツウは守りに入り、
固い将来をすすめがちです。
ちゃんと夢を広げてあげられるって、
いいお母様です。
現実には
好きな仕事に就ける人はごくわずかですね。
彼の見たサラリーマンのおじさんも、
必死でお仕事しているんです。
それは、家族のためとか、何かのために。
その何かが輝いていれば、
それはそれでいいのだと思います。
たとえば、ボランティアのために、
ヨガを思い切りしたいために、
家族の笑顔が見たいために、
働いている人もいます。
その人が輝ける何かがあれば、
お仕事は好きでなくてもいいんだと思います。
そして、
どんなお仕事もだれかのためになっていること、
忘れてはいけないですね。
そのことを忘れてしまうと、
心がスカスカになってしまいます。
小さな男の子に聞かれて、
改めて、
好きな仕事ができている喜びを感じました。