2013年 9月 13日(金曜日) 13:19

グラデーション

作者:  kazue
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だいぶ昔ですが、

シュタイナーの芸術療法のWSで、

画用紙一面に、グラデーションを描く・・・

というのを体験しました。

画用紙の下が100%黒だとすると、

一番上は100%白になるように、

その間の空間に

ひたすらグレーのグラデーションを描いていきます。



画用紙にグラデーションを描いていくうちに、

世界はグレーゾーンがほとんどで、

100%白か100%黒というのは、

その両端のほんのわずかしかないことを

認識していくそうです。

 

実は日本人は、

このグラデーションを描くのが得意なんだそうです。

でも、ヨーロッパの人たちは上手く描けない。。。

それは基本的な考え方からきているらしいのです。

 

西洋人は白か黒か、物事の判断がはっきりしています。

イエスかノーか。

でも私たちはあいまいなグレーゾーンが多い。

はっきりさせないで、あいまいにしておきたい民族です。

いい意味でも悪い意味でも特徴ですね。 

 

最近は、日本人の中でも

西洋人的な人が増えているかもしれません。

 

完璧な日本人の私には、

グレーゾンのグラデーションが上手く描けない。。。

という感覚が、とても不思議でした。

でも、そんな自分でも

画用紙の上にグラデーションをひたすら描いていくと、

だんだんおおらかな気持ちになれて、

何か癒されていくワークでした。

皆さんもぜひやってもてください。

 

どこからが海でどこからが陸?

どこからが山でどこからが平地?

お月さまは新月から満月へ

休むことなく少しずつ姿を変えています。

風はいきなり吹いて、突然止むわけではなく、

また、音も同様です。

その消えていく間を感じでみましょう。

 

自然の中に入ると、

あいまいに溶け合っているものにたくさん出会います。

 

先日、ヨガの先生の話を聞いていて、

このワークのことを思い出したのです。

 

オダカヨガというヨガなんですが、

波のような動きで、

その動作のひとつひとつを味わっていきます。

ヨガのポーズはふつう静止するのですが、

オダカでは静止せず、

常に動いているエネルギーの流れを感じていくそうです。

まさにグレーゾーン、グラデーションをの世界です。

 呼吸も呼気吸気だけでなく、

その間の瞬間も感じていきます。

おもしろいですよ。

 

話はそれましたが、

体調の変化もグラデーションですね。

 

どこからが病気で、

どこからが健康ですか?

ほとんどの人が日々、

グレーゾーンを行ったり来たり。

 

真っ黒の領域になってしまうと、

西洋的な医学、薬や手術が必要だと思います。

でも、ほとんどの場合はグレーゾーン。

いきなり薬ではなくて、

特に食事を中心に見直すことが大事ですね。

そして、病気は突然なるわけではなく、

何かその原因があって、少しずつなるはずです。

日々、自分の身体に意識を向ける習慣ができると、

グレーの中での変化に気が付けると思います。

 

グレーゾーン、グラデーションを感じる力、

それは生きる力。

取り戻しましょう。

 

 

最終更新日: 2013年 9月 13日(金曜日) 18:18