2016年 9月 24日(土曜日) 12:36

フルーツだけで生きる人

作者:  kazue
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2009年からフルーツだけで生きている人が。

以前、機内食で「ベジタリアン」を希望したら、

フルーツサラダに、

焼きリンゴ。

デザートもフルーツ!

という食事が出たことがありました。

いくらフルーツ好きな私も、

だんだん身体が冷えてきて、

もうだめって思いました。

甘すぎる~。

これなら普通食でお肉なしにしてもらえばよかった

と・・・(笑)

 

私、知らなかったです。

6年以上フルーツのみで生きている

中野瑞樹さんという方。

 

フルーツ健康法というわけではなく、

死んでもいいから、

フルーツだけで生きていけるか、

自分の身体で実験したかった・・・

というのです。

 

世界中に

果樹の生い茂る森を取り戻したい

という思いから、

もっとフルーツを食べよう、

フルーツの魅力を伝えてきたという方です。

たくさんの人が少しでも多くのフルーツを食べれば、

果樹が増えていくはず。

 

だれも試したことがない、

人はフルーツだけで生きられるか?

 

フルーツは「太る」というイメージがありますが、

中野さんはどんどんやせたそうです。

特に冬は身体のエネルギーを燃やして、

体温を維持しようとするので、

本当にやせていってしまい、

結果的には栗などを足していかないと、

無理だということがわかったそうです。

栗も実に変わりありませんね。

でも、逆に夏はフルーツだけで

快適に過ごせるそうです。

あと「塩」はどうしても必要なんだそうです。

お水もお茶も飲まず、

喉が乾いたらスイカやミカンなど、

果汁の多いものをいただくそうです。

 

世の中には色々な健康法から、

何をどう食べると健康にいいか?

本当に情報ばかり過剰になっています。

 

私は基本は野菜と玄米で。

お肉は子供の頃から食べらないけど、

お魚は少しいただく。

牛乳は殆ど飲まず、

調味料とオイルは意識的に高品質な物を選んでます。

これを何流かというと、

よくわからないのですが、

自分がおいしいと思う物&

お腹の調子が悪くならない物です。

 

でも「ヴィーガン」の方を本当に尊敬します。

「ヴィーガン」は健康を目指すのではなく、

他の命と向き合いながら、

自分の命をつないでいく物を選んでいただく。

肉、魚、卵、乳製品は調味料などの成分にも

含まれてはいけないのです。

はちみつも。

そればかりか着るもの身に着けるものも、

革製品・毛皮は論外。

シルクであっても蚕を皆殺しにして作るものは使わない。

徹底しているのです。

じゃあ植物には命はないの?

という質問がよくあるのですけど、

動物性のものは、命をまるごと奪ってしまいますが、

植物の命というのは収穫しても、

根こそぎ奪いとるようなことにはなりませんね。

命の形態が違うのです。

 

野菜だけでは体力もたないのでは?

というのは逆で、

人間は消化することにエネルギーをものすごく使うのです。

動物性のものを多くとる方が身体は疲れます。

ヴィーガンでも筋肉はキレイにつきます。

ヨガをしている人にヴィーガンは多いので、

それは証明済です。

 

中野さんもそうですが、

何か「思い」を持って自分の食べるものを選ぶのは、

とても人間的で素敵だと思います。

 

健康というのは、

どんな状態かというと、

数値で出てきたののではなく、

その人が生き生きと日々暮らしているか。

なのではないかと思うのです。

 

例えば、

ガンが身体のどこかにあっても、

何も問題なく快適に過ごせれば、

その人は健康だと思うし、

そんなふうなら、

たまたまできたガンもそのうち消えてしまう。

と思います。

実際はそのようです。

 

食べることは

命をつなぐこと、プラス楽しみでもあります。

自分が何を食べてどう生きたいか。

たまにじっくり考えてみるのもいいな。

中野さんのことから、

そんな風に思いました。

 

最終更新日: 2016年 9月 24日(土曜日) 13:34