少女まんがはお仕事でなくても、大好きです。
中でも、大島弓子の大ファンです。
大島弓子作品って、なんだかメレンゲみたい。
ふぁふぁとやわらかくて、純白で、甘くて・・・、
いつのまにかとけてなくなってしまう、不思議世界。どこか哲学的でもあります。
猫耳にエプロンドレスの女の子、すわのチビネコの物語「綿の国星」をはじめ、はまる人は大いにはまりまくり、まったく理解不能な人には永遠にわからない世界。
雨の日に、目をギュっとつむって、ぱっと開けると、地面に落ちた雨で「王冠」がいっぱい見えるよ・・・。という発見も、確か綿の国星の中で、チビネコに教えてもらったことです。
自伝的エッセイまんが「グーグーだって猫である」が、映画になって公開されます。
9月6日（土）から、全国一斉ロードショーです。
http://www.gou-gou.jp/top.html
大島ファンならだれでも知っているのが「サバ」という、先代猫さん。鏡の上で寝てしまう、かなりのナルシスト猫で、大島さんの溺愛のまとでした。チビネコのように、猫耳人間として登場していました。
大島弓子ファン＆猫大好きな私には、この「サバ」シリーズもお気に入りです。
「グーグーだって・・・」では、そのサバを失った悲しみで、まんがさえ描けなくなってしまったことから書かれています。そんな悲しみに沈んでいた時に、グーグーに出会うのです。（グーグーはサバのように猫耳人間では描かれていません。猫の姿で描かれています）
映画では、原作にはない恋のお話も。こちらはたぶんフィクション。
大島弓子が実際に住んでいた吉祥寺を舞台に撮られています。
大島弓子役には小泉今日子。ファンの間では、なんかイメージが違う。もたいまさこかがいいねぇ・・・。
などと、勝手に ウワサしていたのだけど、映画作品として作られたストーリーには、キョンキョンがぴったりのようですね。
アシスタント役の上野樹里も、好きな役者さんなので楽しみです。ふたりとも猫っぽい。猫に好かれそうな自然体な感じがします。
ストーリーのもうひとつの柱に、大島弓子の闘病があります。今は実際、お元気なようすなので、安心です。
公開が楽しみです♪
写真は「グーグー」とは関係なく、友人の猫さんで～す。