「植物の癒力-ドイツアロマテラピーの標準教科書-」の中で、
子供時代のトラウマに効果的なアロマを紹介しています。
マンダリン・レッド、ローズ、イモーテル(ヘリクリサム)
がそうです。
とても興味深かったので、
この3つを使ってブレンドスプレーを作ってみました。
なんだかとても懐かしい香りです。
でも、ちょっとクラクラしてきたので、
ローマンカモミールをたしてみました。
イモーテルを入れすぎたかもしれません(笑)。
私にはカモミールを入れたほうが、
和らいで包まれる感じがしました。
イモーテルはかなり強力なパワーがあるようなので、
量を少なめに使用したほうがよさそうです。
私はトラウマがない人はいないと思います。
どんな人も子供の頃、傷付くつらい経験をして、
他人の痛みや心のヒダを知っていきますね。
そして傷付いた分、
やさしく深くなっていくと思うのです。
でも、時にはその傷が大き過ぎて、
ずっと抱えてしまうこともあります。
自分も苦手なことをよく考えてみると、
無意識に心の底に押し込められていた、
子供の頃の「傷」に思い当たることがあります。
理屈ではわかっていても、
冷静に客観的に引いてみて、理解はできるのだけど、
現実にひっかかっている「何か」を受け入れていくのは、
とても難しいことなのだと思います。
それがたとえ苦しみであっても、
何かを手放す時、決意も必要です。
無理に自分を追い詰めると、
糸はよけいにからまってしまうかも。
その傷を見ることさえできない場合もあります。
そんなとき、アロマが助けてくれます。
もっと植物たちと仲良しだった昔の人たちは、
おまじないのように、
アロマの魔法を利用していたと思います。
試しに好きな香りを使ってみてください。
必ずやさしい気持ちに包まれます。