映画「ガイアシンフォニー」をご存知なら、ね。
第二番に出演されて
有名になられたおばあちゃんです。
http://gaiasymphony.com/gaiasymphony/no02
岩手の「森のイスキア」を主宰する
1931年生まれのおばあちゃん。
全国、世界中からたくさんの人が、
初女さんの「おにぎり」を食べにきます。
死にたいほど悩んだり悲しんでいた人が、
そのおにぎりを食べて元気になり、
希望と勇気をもらい、
生きる力を取り戻して帰っていきます。
先日、知人にプレゼントしようと思って購入した本。
読み返してみて、やっぱり素敵だと思いました。
食はいのち
食材もまたいのち
家族を大きくむすぶ家の味
おなかが満たされた子には力がある
(本文より)
初女さんは塩分が大切といいます。
塩分が足りていないと生きる気力がなくなる。
最近の減塩ブームが、
元気のない人を増やしてはいないか・・・。
汗や涙、尿にも、塩分が含まれている、
毎日体からどんどん出ているのに。
食べ物が腐敗するときも、
塩気のないものから腐敗していくし、
ミネラルたっぷりの自然塩は大切ですと。
私もそう思うんです。
それに、塩はしょっぱいだけでなく、
食べ物の甘味も引き出してくれます。
人間は6~70%水分でできています。
その水分は海水に近いといいます。
ならば、海水でとれる塩は何より重要なはずです。
元気がない人、
特に汗をいっぱいかくこれからの季節は、
「上質」な塩をキチンととってほしい。
また、初女さんのおにぎりが人を元気にするのは、
何も塩のせいばかりではありません。
その手でにぎる。
心をこめて・・・。
祈りをこめて・・・。
食事を作ることは生きること。
丁寧に感謝をこめて食材を調理して、
おいしくなるように願いを込めて作ります。
忙しいとつい簡単な料理になってしまうけど、
それでもできる限り丁寧に調理したい。
改めて思います。