でも、それをそのまま抑えずに出してしまうか、
一呼吸おいて抑えてしまうか。
その怒りをひきずるか、
ひきずらないか。
人それぞれ、違いがありますね。
怒りは肝臓を傷め、
血液をドロドロにして、
心臓を弱らせ、
血圧を上げて、
お肌をボロボロにします。
時には怒らないといけない時もありますが、
そのままぶつけるのではなく、
一呼吸おいて、理性を伴って怒る。
そして、引きずらないことが大事ですね。
何よりも自分のために。
中国医学では、
肝臓は怒りの臓器と言われています。
怒ってばかりだと、肝臓を傷めます。
肝臓が弱ると毒素の排泄がスムーズにいかず、
ドロドロの血液になります。
ドロドロの血液は成人病、
癌やうつ病の原因になります。
そして、血液がドロドロということは、
お肌にもトラブルがでるわけです。
肝臓は沈黙の臓器とも言われ、
よっぽど悪くならないと、自覚症状もありません。
ちょっと最近怒りっぽいな・・・
と思ったら、肝臓の上をさわってみてください。
右の肋骨の下あたりを上から押してみて、
固いなとか痛いなっていう人は要注意です。
ゆっくり息を吐きながら押して、
マッサージをしてみたり、
ホットパットのようなもので温めるといいですよ。
でも、怒りがコントロールできない、
と思っている人は、
そう思い込んでいるだけかも。
あきらめずに一呼吸、
大きく深呼吸する習慣を。
呼吸で感情をコントロールすることはできます。
もうひとつ、
怒っている自分を外側から観察する練習を。
客観的になれると、
感情にふりまわされることがなくなります。
自分がどんな時に怒りを覚えるのか、
紙に書きだしてみるのも、
客観的になれるひとつの方法です。
自分の怒りのパターン。
ではそのパターンにはまるのはなぜなんだろう?
感情に対抗できるのは理性です。
分析してみるうちに、
怒りを収めるヒントがつかめると思いますよ。