神奈川県にあって、
新宿から小田急線で急行で1時間ほど。
こんなに都心の近くにあるんですよ。
最高です。
大山は富士山のように、
キレイな三角形をしていて、
古くから山岳信仰の対象だそうです。
山頂の阿夫利神社と山そのものも、
雨の神様、
水の神様として崇められています。
私は秦野という駅からバスで蓑毛まで。
蓑毛から山頂をめざしました。
こちらのルートは裏ルートのような感じで、
ほとんど人に会わない静かな山道でした。
でも、道のりは長くて石がゴロゴロしていて、
ちょっとハードコース。
途中から、
伊勢原駅方面から登ってきた人達と合流する道に入ると、
平日なのにとてもにぎわっていました。
小さな子供たちにもけっこう会いました。
おじいさん、おばあさんも多かったです。
そして山頂!
標高1,252メートル。
国定公園とされていて、
美しい原生林も楽しめます。
そして、山頂からは、
神奈川~東京まるごと見渡せる感じ。
反対の西側は
視界が駿河湾まで広がっています。
お水の神様・・・
ということなので、
最近すごく心配な
日本の水の安全を祈願してきました。
でも、山頂の阿夫利神社は登山客が多く、
なんとなく落ち着かない感じ。
ただ、目下に広がる風景はすばらしく、
しばらくゴロンと横になって、
秋の空を楽しんでみました。
大山の神様はこんな風に
毎日下界の人間たちのようすを眺めていて、
どんな思いなんだろう。
ずうっと昔から、
変っていく町を見てきて・・・。
自然やお水を大切に、
畏怖の念を持って信仰してきた昔の日本人たち。
でも今は、そんな謙虚さをすっかり忘れしてしまい、
自分たちの命さえ脅かすような大事故を起こし、
他の命も巻き添えに、
根こそぎ壊してしまうかもしれないこんな事態。
大山の神様は、
どんな思いで私たちを見ているのだろう・・・。
その後下山途中、山の中腹にある阿夫利神社下社では、
もう夕方ともあって、ゆったりとお参りができました。
ここでもう一度、お水の安全を祈願しました。
手を合わせて神様に向かうと・・・
いきなり、ごう~と
地震かと思うほど身体の下から突き上げる感覚が。
もっともっと
お水に雨に感謝してほしいと、
そんな気持ちがあふれてきました。
神社の奥には湧水をいただけるところがあり、
そこで飲んだお水は身体中に染みわたりました。
また来たいです、大山。
あ、、、
名物のお豆腐を食べそこねました。
リベンジでまた必ず行きます!