整体の身体の観方のひとつで、
野口晴哉(のぐちはるちか)という方が考案しました。
でも「整体」というのは、
もともと野口晴哉が使い始めた言葉だそうです。
人間のタイプを12種5類に分けます。
基本になるのは腰椎です。
腰椎は5個あります。
どの腰椎でバランスをとっているかで、
その人の体癖タイプが決まります。
一番上の腰椎1番は上下の動き。
中心となる感受性は思考。頭脳の人。
男性はこのタイプが多いです。
理屈や道理で動くタイプです。
腰椎2番は左右の動き。
感受性の中心は好き嫌いの感情。
何より食べることが大切です。
女性にはこのタイプが多いです。
腰椎3番はねじれ。勝ち負けにこだわり、
泌尿器系にでるタイプです。
いわゆる頑張り屋さん。度を超すと意地悪に。
冷えやすい、喉を傷めやすい人。
腰椎4番は開閉。愛憎が感受性の中心。
野性的で生殖器に出るタイプ。
「開」は抱え込んで離さない。
「閉」は一点集中していく。
腰椎5番は前後の動き。
合理的で利害損失にこだわりをもつ。
呼吸器に出るタイプです。
動くことが大切で、姿勢は前かがみ。
ジッとしていられません。
どんな人にも5つの腰椎があるので、
それぞれの要素を少しは持っていますが、
5つのうちどれかでバランスをとっています。
(複数の場合もありようです)
それは生まれてからずっと同じで変わりません。
無理して他のタイプを酷使して
身体を壊すこともあります。
たとえば腰椎1番は、タイプではなくても、
現代の生活では知らず知らずのうちに、
みんなが必要以上に使ってしまいます。
目を酷使して、頭ばかりです。
例えば、横になった時に腕を頭の上にして、
身体を伸ばす人は、この1番の使い過ぎ。
無意識に上下を伸ばして緩めようとしているわけです。
20年前、アロマを習いながら、
この体癖もまじえて勉強していたのですが、
最近改めて勉強し直しています。
自分の復習も含めて、
それぞれのタイプ別の行動や身体のこと。
心の動き方などブログにアップしていこうと思いますが、
皆さんもご自分でどのタイプか考えてみてくださいね。