日々、文句も言わず、
食べ過ぎや飲みすぎに対応し、
寝不足に耐えたり、
遊び過ぎに耐えたり、
本当にご苦労さまだと思うのです。
でも、普段はそんなことには気にもとめず、
ひたすら自分の我を満たすため、
欲望を満たすため、
私たちは体を酷使し、
たいそうひどいことをしております。
で。
体がとうとう悲鳴をあげて、
「痛いよ」「つらいよ」と、
どこかの不調をたたえようものなら、
私たちはその体をねぎらうどころか、
自分のしたことを振り返るどころか、
体のことを一方的に責めるのです。
痛み止めを飲んでみたり、
解熱剤を使ったりして、
体を休めるどころか、
すぐに使い物になるようにと、
あれころ策をとるのです。
体の言っていることに耳を傾け、
私たち自身が間違っていたこと、
改めようとしないのはなぜでしょうね。
もっと体を信頼してあげましょう。
体は一生涯の親友です。
先日、お客様に
「上司と仕事の話をしていたら、
おならをしたくなり困りました。
話の内容は耳に入らず(笑)
そういう時、おならを止めるには
どうしたらいいですか?」
と聞かれました。
おならを抑えるツボ?とかがあるのかな?
っていう質問だと思います。
「おならを我慢するのはとても体に悪いので、
そういう時はことわってトイレに行ってください」
と伝えました。
するとその方は
「そうなんですね。
実はその上司と話したくなくて、
その場から立ち去りたかったんです。
体って正直ですね!
すぐにトイレに行けばよかった」
と納得されていました。
本当に体は正直です(笑)
体の声に素直に従うと、
人生も少し生きやすくなるんじゃないかと思います。
ちなみにあとで確認したら、
おへその両側、
指三本分にある「天枢」
みぞおちとおへその間にある「中かん」が
おならを止めるツボなのだそうです。
試してみてくださいね。