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2016年 2月 24日(水曜日) 16:36

猫問題は社会問題

作者:  kazue
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マシュマローのお休み第三日曜日に

いつも2階のセミナールームで

「猫の里親会」を開いている

NPO法人ねこけんさん。

 

2月22日の猫の日に

「ビートたけしのテレビタックル」に出演しました。

 

ニュースなどでご存じの方も多いかもしれませんが、

練馬区内で一人暮らしをしている男性が倒れ、

その方が家に飼っていた猫が50匹もいた多頭飼崩壊!

「ねこけん」さんは、いつもの勇敢な行動力で、

救出に入ったのですが、

その様子を密着取材されています。

さらにM代表こと溝上理事長が、

「多頭飼崩壊問題」について、

パネラーとして出演され、雄弁をふるってます。

 

この一人暮らしの男性は、

とても常識的で優しい方だそうです。

最初はご近所に猫の嫌いな方がいて、

いじめられないように猫を数匹家に入れたこと

から始まったそうです。

少ない年金生活で、

避妊去勢手術もできず、

あっという間に猫の数は増え、

それでも、少ない予算の中から、

なんとか猫たちの餌代を捻出して

生活していたようです。

 

きっと責任感もある方なんです。

でも誰にも相談できずにいたのでしょう。

 

世間では最近すぐに

「自己責任」という言葉をふりかざし、

そうした弱い人たちに手を差し伸べることを

避ける風潮があります。

 

「ねこけん」さんたちが50匹の猫を救出したことで、

一人の男性も救われたのです。

 

にんげんはどれだけ多くの人の世話になるか、

それがとても重要である・・・。

という説があると、

先日、私の師匠に教えていたのですが。

 

ポイントは「どれだけ多くの」が前提です。

これが一人に絞られると「依存」になるそうです。

 

例えば

プレゼントをもらうのとあげるの、どちらがいい?

一見、もらうの・・・のようですが、

よーく考えるとあげたときの方が幸福感が上です。

 

親切にしてもらうだけだと、

人は苦しくなってくる・・・。

親切にしてあげた方が自分が豊かになる。

 

だから

たくさん世話になるということは、

たくさんの相手を豊かにしたことになるので、

本当は「徳」を積んでしまい「得」なんです。

 

そういわれれば、そうですよね。

 

「ねこけん」さんたちは、

いつも無鉄砲な猫助け、人助けをしていて、

見ていてハラハラしてしまうほどなのですが、

なんでみんなあんなにキラキラしているんだろう・・・

と思っていたんです。

もしかしたら、、、そういうことです。

きっととっても豊かで満たされているんですよね。

 

助け合い、生かされあってこそ人生。

困っている人には軽快に手を差し伸べ、

自分も勇気をもって助けを求めていきましょう。

 

You Tubeに上がっているので、

興味のある方はご覧ください。

テレビタックル

 

 

最終更新日: 2016年 2月 24日(水曜日) 18:52
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