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ある丘の上に
「小さなお日さまの実」がなる木があります
心の中がまっくらになってしまった人は
その木を訪ねて
お日さまの実をひとつもらってきます
その実を食べると
どんな人も心がぱっと明るく
ぽかぽかになれるのです
お日さまの実はいつでもたっぷりなっていて
けっしてなくなることがありません
こどもでもおとなでも
男の人でも女の人でも
いい人でも悪い人でも
どんな人でもひとつだけ
もらって帰っていいのです
どこからもすぐに見つかる
見晴らしのよいその丘には
気持ちのいい風が吹いていて
その木はきらきらと
たくさんの実をつけて
いつもしずかにたっています
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たとえば意地悪で大嫌いな人も、有名な悪人も、
全ての人が幸せになれたらとイメージしてみましょう。
意地悪な人はきっと意地悪ではなくなるし、
悪人は善人になるでしょう。
そういう世界になれば、必ず自分も幸せになれますよね。
・・・この絵を描いた時、そんなことを思いました。