整顔セラピーを始めて一ヶ月ほどがたちますが、おかげさまで思っていた以上に好評です。 当初は、アンチエイジング対策として、わりと 『上』 の年齢層を想定していたのですが、案外20代の若いお客様も多くてビックリ。 普段、歯をくいしばって何かを一生懸命されているんだろうな~、というご本人の生活が、ソウゾウつくことが多いですね。
「整顔」といっても正直なところ、整形ではないしね。 一回で 『劇的ビフォー&アフター』 みたいなことになる・・・というわけではありません。(笑) でも、その人なりのフェイスラインがでてきて、目が大きくなったり、毛穴が目立たなくなったり・・・。自分でやっていても、お客様のお顔の変化がとても楽しいです。 機械を使ってリフトアップしていた時にはない、なにか手作り的な充実感があります。 機械のほうがやるのは楽です。 けれど気持ちよさは全く違うし、肌や筋肉にも『手』はやさしいです。 何より、日常しみついている歪みやコリがよろこんでゆるんでいきます。 それで、自然な表情がでるようになる。 そう、『表情がでる』ことがとても大事。
先日、プチ整形でアンチエイジング、という番組をTVで見ていました。 ヒアルロン酸やボツリヌス菌を皮下に注入したり、皮膚に吸収されていく特殊な糸を皮下に入れてリフトアップするものなどを紹介していました。 人それぞれ美的感覚が違うので、それがいいいという人がいて当然です。 一瞬で見違えることは確実だし。 でも、私はイヤです。 だって『表情』なくなっちゃう。不自然な顔になっちゃうから。 なんか、オカマみたい。(オカマのひと、ごめんなさい)オカマさんも最近きれいですが(汗)、どこか・・・ナニカが不自然なんだな~。
表情がでて、はじめてその人らしい美しさが現れてくると思います。 無表情だと、どんなにシワがなくてツルツルの肌でも魅力がないの。 多少のシミやシワがあってもイキイキとした人は、目をひきます。 若々しくも見えます。 内面がにじみでてくる顔が好きですね。
地球の重力と戦ってる感がいいのだと思います。 他力で持ち上がっているのって、生命感がないんです。 植物も地面から天に向かって、重力にさからってぐんぐんのびていくから生命力を感じるんです。 年をかさね、たとえ少しずつ戦いに負けていくのだとしても、自分で戦うっていう姿勢が大事なんですもの。 誰もが少しずつ負けていくのが自然です。 怖がらないで、それはまたそれで、キレイと思います。 その人らしい表情ジワ、チャーミングです。 地球の重力と自分で戦う人の応援をしていきたいです。 そのために腕をみがいていく努力が楽しいんです。