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2007年 5月 19日(土曜日) 09:00

レモンバーム

作者:  kazue
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今朝、ベランダで「おぉ~!」と思わず声をあげてしまいました。 いつものように、イモムシを見つけたわけではありません。 あんな...
  070519_0859~01(3).jpg 今朝、ベランダで「おぉ~!」と思わず声をあげてしまいました。 いつものように、イモムシを見つけたわけではありません。 あんなにべたんこに干からびてしまった、レモンバームの苗が、復活をとげているのです! 小さな葉っぱは、けなげにピンと空をあおぎ、ひょろひょろにしおれた茎は、パッッと姿勢を正していました。(*o*)

  先日、気まぐれにスーパーの花売り場で買った2鉢のレモンバーム。 ベランダの端っこに置きっぱなしだったこともあり、植え替えをするどころか、水やりさすっかり忘れていた・・・。 とてもずぼらな私を、神様、レモンバーム様どうかお許しください~。 m( )m

  レモンバームが丈夫だってことは、ええ、知ってはいましたけど、こんなにも丈夫だったなんて・・・。 改めて、おみそれいたしました。 昨日の夕方見かけた時は、葉も茎も鉢に張り付くようにたれていて、かなり楽観的なこの私ですら 「もうこれはとてもムリ」 とサジをなげました。 でも、ダメもとで・・・ちょこっとお水をあげてみよう。 すると・・・、半日でこんなにもしっかり復活しちゃいましたよ。 ハーブのエネルギーの強さを再確認したしだいでございます。 さっさと、植え替えますからね。 (^^;)

  070519_0955~02.jpgレモンバームを初めてフレッシュハーブティでいただいた時の感動、今も忘れはしません。(^v^) フレッシュでいただけるシーズンはフレッシュにかぎります。 あたりまえだけど、みずみずしくて、体にしみわたるようなおいしさです。 あの状態から復活できる生命力が、ぎゅっとつまっているんですもの。 それゃ~もう、ニンゲンの体も元気にしてくれるわけです。

  レモンバームは、とてもマルチな活躍をするハーブのひとつです。 体を温めて解熱します。 喘息などのアレルギーにも使われます。 カモミールやネトルなどととあわせるといいですね。 あと、抗ウイルス作用もあるし、消化を助けて胃腸にもいいです。 胃酸過多などで胃がむかつくときは、メドウスィートとブレンドするとおいしいし、おすすめ。 血圧の高い人は、ラベンダーやイランイランとブレンドしてマッサージがいいです。 また、月経痛を和らげ、月経を正常に導くし・・・と。 本当になにかと頼れて偉いです。 
 
  レモンバームは「メリッサ」ともいいますね。 ギリシャ語でミツバチという意味だそうです。 その名のとおり、レモンバームの蜂蜜はおいしいという定評があります。 精油はとっても高価。 カジュアル感覚で使うハーブに比べて、特別使用な優雅さがあります。 ミントのように、わさわさと増えるハーブなのに、7kgのハーブで精油がわずか1gしかとれないんだそうですよ。 キチョウ~。 ミドルノートで、案外香りは軽くないのです。 木星の支配星。 私的には、まさにいろいろなことが許せてくるイメージの香り。

  この香りには、鎮静作用がありながら、気持ちを明るいほうに導きます。 寛容と共感の感覚を呼び覚ますのです。 何かの原因で、心をかたくなに閉してしまった人にいいようです。 「私だけなんでこんなに不幸なの」 ってことに、だれでも何度かおちいるものです 。 そんな時、レモンバームをぜひ思い出してくださいね。(^^) 

マシュマローの日記