今朝、ベランダで「おぉ~!」と思わず声をあげてしまいました。 いつものように、イモムシを見つけたわけではありません。 あんなにべたんこに干からびてしまった、レモンバームの苗が、復活をとげているのです! 小さな葉っぱは、けなげにピンと空をあおぎ、ひょろひょろにしおれた茎は、パッッと姿勢を正していました。(*o*)
先日、気まぐれにスーパーの花売り場で買った2鉢のレモンバーム。 ベランダの端っこに置きっぱなしだったこともあり、植え替えをするどころか、水やりさすっかり忘れていた・・・。 とてもずぼらな私を、神様、レモンバーム様どうかお許しください~。 m( )m
レモンバームが丈夫だってことは、ええ、知ってはいましたけど、こんなにも丈夫だったなんて・・・。 改めて、おみそれいたしました。 昨日の夕方見かけた時は、葉も茎も鉢に張り付くようにたれていて、かなり楽観的なこの私ですら 「もうこれはとてもムリ」 とサジをなげました。 でも、ダメもとで・・・ちょこっとお水をあげてみよう。 すると・・・、半日でこんなにもしっかり復活しちゃいましたよ。 ハーブのエネルギーの強さを再確認したしだいでございます。 さっさと、植え替えますからね。 (^^;)
レモンバームを初めてフレッシュハーブティでいただいた時の感動、今も忘れはしません。(^v^) フレッシュでいただけるシーズンはフレッシュにかぎります。 あたりまえだけど、みずみずしくて、体にしみわたるようなおいしさです。 あの状態から復活できる生命力が、ぎゅっとつまっているんですもの。 それゃ~もう、ニンゲンの体も元気にしてくれるわけです。
レモンバームは、とてもマルチな活躍をするハーブのひとつです。 体を温めて解熱します。 喘息などのアレルギーにも使われます。 カモミールやネトルなどととあわせるといいですね。 あと、抗ウイルス作用もあるし、消化を助けて胃腸にもいいです。 胃酸過多などで胃がむかつくときは、メドウスィートとブレンドするとおいしいし、おすすめ。 血圧の高い人は、ラベンダーやイランイランとブレンドしてマッサージがいいです。 また、月経痛を和らげ、月経を正常に導くし・・・と。 本当になにかと頼れて偉いです。
レモンバームは「メリッサ」ともいいますね。 ギリシャ語でミツバチという意味だそうです。 その名のとおり、レモンバームの蜂蜜はおいしいという定評があります。 精油はとっても高価。 カジュアル感覚で使うハーブに比べて、特別使用な優雅さがあります。 ミントのように、わさわさと増えるハーブなのに、7kgのハーブで精油がわずか1gしかとれないんだそうですよ。 キチョウ~。 ミドルノートで、案外香りは軽くないのです。 木星の支配星。 私的には、まさにいろいろなことが許せてくるイメージの香り。
この香りには、鎮静作用がありながら、気持ちを明るいほうに導きます。 寛容と共感の感覚を呼び覚ますのです。 何かの原因で、心をかたくなに閉してしまった人にいいようです。 「私だけなんでこんなに不幸なの」 ってことに、だれでも何度かおちいるものです 。 そんな時、レモンバームをぜひ思い出してくださいね。(^^)