今、妊婦さんのお客さまが何人かみえています。
妊婦さんを「受け入れてくれるサロン」がなかなかないそうです。
妊婦中こそ、アロマテラピーが必要な時なのですが・・・。
気をつけなくてはいけないことを何点かふまえれば、
妊婦さんのアロマテラピーは、とても安全で効果的です。
最近は出産ぎりぎりまで、
働く女性が増えているようです。
それはある意味、社会の体制ができて、
女性が「差別なく働ける」ように
なったわけなので、よいことです。
一方、現実には、体もどんどん変わってくるし、
しんどくてとても大変です。
個人的には、「もうお休みすればいいのに」と思うのですが、
それが不可能な状況だから、皆さん頑張っているんですよね。
おなかや腰が冷えていたり、足がむくんだり・・・。
トラブルや不安はどんどん増えていきます。
できることは、可能なかぎりお手伝いしたいです。
「足は冷やさない」妊婦さんに限ったことではないけれど、
この基本は、かなり重要です。
足の冷えは腰の冷えにつながっています。
わかりきったことなのに、案外軽く考えられてしまいます。
冷える前に、まめに足浴の習慣を。
くるぶしより上までしっかりお湯につかります。
少し熱いかなと感じるくらいのお湯で、汗がにじむまで、さし湯をしながらあたたまります。精油を1~2滴。お塩をひとつまみたすと、より効果的です。
妊娠中に使用できる精油
妊娠中期(4ヶ月目~)
柑橘系をはじめ、イランイラン、サンダルウッド、ネロリなど。
妊娠6ヶ月~後期
プラス、ラベンダー、ゼラニウム、カモミール、ローズなど。
妊娠初期は基本、エッセンシャルオイルを使わないのですが、妊娠に気が付かなくて、アロママッサージをうけている場合がよくあります。よほどのことがなければ問題はないので、あまり神経質になりすぎないほうがいいようです。