マシュマローの日記 アロマ アロマはなぜ、植物の香りを使うのか?
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
  • An Image Slideshow
2011年 2月 10日(木曜日) 18:13

アロマはなぜ、植物の香りを使うのか?

作者:  kazue
このアイテムを評価
(0 投票)

 アロマは植物の香りを使います。

なぜ植物なのでしょうか?

急にまとめてみたくなりました。

これは、私がアロマを最初に学んだこと、原点です。

そこから約15年かけて、

少し自分なりに膨らんだ気がします。

植物の特徴から整理してみました。

 

 『植物は動かない』

動物のように動かない植物は、敵からの防衛や、

子孫繁栄や仲間とのコミュニケーションに香りを使っています。

例えば虫が嫌う香りを放ったり、

逆に蜂や蝶をよぶ香りを放ったり。

また香りには、カビやその外の病原菌から身を守る殺菌作用のあります。

さらには、仲間同士の連絡や、

植物同士のコミュニケーションとして

香りを利用しているのではないかと言われています。

『植物はリズムをもっている』

植物は宇宙・自然界のリズムの中で生きています。

春になれば花を咲かせ、

夏には葉っぱが生い茂り、

やがて秋に実をつけて、

冬に枯れ枝の中で着々と花の準備をします。

また、葉っぱを見てください。

葉脈がきれいに互い違いに並んでいて、

同じように茎に葉っぱが互い違いにリズミカルに出ています。

電気のない時代、私たち人間も宇宙のリズムと共に生活していました。

現在は夜中まで起きていたり、朝遅く起きたり、

夏にクーラーで涼しかったり、冬はストーブで暖かかったり、

宇宙のリズムとかけ離れた生活をしています。

現代人の多くが生きる力を失っているのは、

この宇宙のリズムを失ったことが大きな原因でもありますね。

『植物はバランスをもっている』

リズムと同様、植物の姿形を眺めても気がつくと思います。

葉っぱ、枝、花、根・・・それぞれのつき方、はり方。

逆に完璧にバランスがとれていないと倒れてしまいます。

さらに、植物の色「緑」はチャクラでいうと胸、体の真ん中です。

情と思考の真ん中にあります。

オーラの意味ではバランスを示します。

この色がオーラのメイン色になっている人はフレンドリーで、

人付き合いのバランスをとるのが得意だということです。

「緑」は平和を表す色でもあって、

世の中のバランスもとります。

緑色、植物を見ていると、自然と気持ちが落ち着くようです。

植物の香り成分には、

バランスをとることができるものがとても多いのです。

全てのトラブルはバランスと整えることから始まります。

 『植物の生命力』

植物は他の命を捕食しなくても生きていけます。

水と太陽・光合成と土(鉱物)のエネルギーだけで生きていけます。

あとはたまに風があれば、香りの効果も十分に利用することができて、

病気を防いだり、子孫繁栄に役立てたりできます。

植物たちには明日の心配はありません。

宇宙のリズムに身をまかせながら、

自らの力で自らの命を支える。

植物の生命力はのびのびとまっすぐで力強いのです。

それに比べて動物である私たちは、

何かを捕食しなくては生きていけません。

特に人間は明日のことを想像する能力を持っています。

ですから、明日へ命をつなぐことを常に心配し、

いつも不安を抱えてなければならないのです。

 植物の生命力は、私たちの生きる勢いを取り戻してくれます。

植物の香りには、

他にもいろいろな秘密がたくさん含まれていると思います。

太古から、人々はそのことをよく知っていて、

怪我や病気や癒しや・・・そして祈りに利用していました。

それぞれの国、土地で、

現代まで伝えられてきた知恵がたくさんあります。

ひとつひとつの効果効能はもちろん、

植物全体の神秘とパワーを崇め、畏怖し、大切にしていたのです。

近年になって、西洋医学が主流になり、

一時は大切な知恵が失われそうになったのですが、

今はまた見直されています。

また、私たちは近年、森林伐採など環境破壊を繰り返し、

植物の住む自然世界から、

切り離された所にいることがいいことだと勘違いしてきました。

合理性や清潔を求めすぎ、

コンクリートで地球を固めてすぎてしまったことで、

大切なものを多くを失い、

アレルギーなど新たな病気に悩まされるようになりました。

本来人間は、

植物を通して地球や命の本質を学んでいたのだと思います。

そのことに気がつき始めた今、

アロマテラピーがまた生活の一部、

身近なものになったきたのではないでしょうか。

最終更新日: 2011年 2月 11日(金曜日) 10:54

マシュマローの日記