空が広くって、ここにいるだけでも幸せ度100%!
魔法使いさまがニコニコしながら朝のご挨拶。
「昨日はかなりハードスケジュールでしたね。
皆さん、よく頑張りました。
でもね、たまには昨日みたいに
自分の限界を超えてみてください。
何かがきっと変わりますよ」
この言葉が一番印象に残った・・・と、
帰りの飛行機でKさんがおっしゃってました。
考えてみれば、子供の頃にはなんでも
限界突破を楽しめたのに、
大人になるとつい「守り」に入りますよね。
知らないうちに余力を残して生きています。
子供の頃は、楽しくて夢中になって、
気が付くと全力でした。
限界突破のカギは「楽しくて夢中」
かもしれませんね。
私達は昨日、それができました。
なので今朝は、みんなそれぞれが
何か新しい世界を垣間見たような、
そんなすがすがしい顔をしています。
そして、そんな日の翌日、
この日の朝の瞑想は
私にとってとても印象深いものでした。
気が付くと私は真っ暗な宇宙に浮かんでいました。
どちらが上で下かわからない感覚。
そして、目の前には碧い地球。
その瑞々しい美しさに心打たれていました。
さぁ「この星での人生」が始まります!
誰かに背中を押されるように飛ばされて、
私はすうっと吸い込まれるように
その碧い星の一部になるのです。
この星に来たかったんです・・・。
私はこの地球を心から愛している・・・。
そんな思いがあふれだし、
幸福感でいっぱいになり、
気が付くと涙があふれていました。
この夢のような体験は、
私の妄想に過ぎないことなのでしょう。
でもあの感動はとてもリアルで
今思い出してもきゅっと熱くなります。
多分、この時の瞑想は私だけではなく、
他の仲間たちも
それぞれに感慨深いものだったと思います。
終了の合図のベルが鳴って、
我に返りまわりを見渡すと、
みんなの様子でそのことがよくわかりました。
後から知ったことですが・・・。
チェコのモルダウ川辺りでとれる
「モルダバイト」という石があって、
宇宙から飛んできた隕石が
地球にぶつかった衝撃と熱でできたものなのだそうです。
これを聞いた時、パチンとあの時の瞑想を思い出しました。
私の体験は、宇宙に縁の深いチェコが、
私に見せてくれたプレゼントのような気がします。
モルダバイトは緑のガラス状の石です。
美しい緑の色が地球の豊かさを連想させます。
私は「石」についての感性がそうとう音痴なのですが、
さすがにこのことを知った後、
モルダバイトが気になって仕方ありませんでした。
モルダバイトって、
なんて・・・ろまんちっく! な石なんでしょう~。
さぁ、今日はチェコで最も神聖な場所と言われている
ジープ丘に行きます。
12世紀、初めてチェコ人の祖先が
「ここに我々の国をつくろう」
とたどり着いたとういう場所です。
チェコ人ならみんな一度は行ってみたい所なのだそうです。
ジープ丘は美しいお椀を伏せたような形をしています。
例によって、聖地に入る前にご挨拶です。
と・・・
その前に、魔法使いさまからお話がありました。
この日、みんなの「守護動物」が発表されるはずだったのですが、
事情があってキャンセルになったそうです。
え~、すごく残念(泣)
そんな話を魔法使いさまが始めると、
どこからか、ひらりと一羽の蝶?が現れました。
ひらひら・・・。
え?
蝶々ではないの?お花ですか?
五枚の黄色い花びら。
男の人の顔の前辺りにいます。
花びらが舞っているわけでもありません。
上へ下へと飛び回っています。
お花の形をした蝶々なの?
私の他にも何人も気付き始め、
なんだろう?なんだろう?
わさわさ落ち着かなくなりました。
もしかしたら・・・
「天使」???
「天使だよ。きっと!」
宮川先生も断言します。
帰国してから色々調べたのですが、
このコの正体は謎のままです。
なので、
やっぱり「天使」ということにしましょう♡
天使さんは興味深そうに、
私達の話をまるで聞いているかのようでした。
魔法使いさまのお話が終わるまで、
ずっとそばにいました。
丘の精霊のお遣いに認められたみたいで、
なんだかとってもうれしかったです。
さて、ジープ丘の精霊にそれぞれご挨拶。
さぁ、いよいよジープ丘に入ります。
森の入口で、
な!なんと!!!
一本の樹に「魔法の杖」が立てかけてありました。
「どうぞお取りください・・・」
という感じで。
そして、魔法使いさまからお許しをいただきました。
「それをもっていっていいですよ。
きっとあなたの助けになるからね」
え~~~!!!
うれしいです(号泣)
激しく感激。
そして記念写真を♡
弟子入りしたみたい。
うれしくって、顔がにやけて普通の顔に戻りません。
なんでこんなところに置いてあったのでしょう。
この杖はけっこう重かった。
そして私には少し長すぎました。
でもいいんです。
丘の地面のパワーが杖を伝わって感じられる。
一歩一歩、
ずっしりしたその感じを楽しみながら歩きました。
頂上まで20分くらい?
そんなに大きな丘ではありません。
頂上には美しい、まるで絵のような。。。
おとぎ話に出てくるような建物がありました。
聖イジ―教会です。
続く