ちょうどお客さんがいらした時、猫のアルバイトさんがご出勤になりました。　「ゴメン、今はだめなのよ」と扉をしめると、（もちろん店内にはいれませんけどね）　けたたましく　「二ャーニャー」・・・。（＾＾；）　まるで、あなたはうちの飼い猫♪　・・・じゃあないでしょ。　＝＾・＾＝
　
　　私、夫には、「うちの猫使い」と呼ばれます。　＝＾＾＝　　別にマタタビなどを持ち歩いているわけではないのですが、猫にはよくなつかれます。　で、今日は、猫の好きなハーブ「キャットニップ」のことでも、と・・・。　ちなみに写真は、友人の猫。　ちゃんとした名前があるようなのですが、私はいつも「黒スパッツ」とよんでおります。（笑）　スパッツはいてるみたいでかわいいでしょ。　勝手に写真使っちゃいましたよ～。

　　「キャットニップ」の和名は「イヌハッカ」(笑)です。　犬がキャットニップ好きというのは聞いたことないから、なんでなんだろう？　どなたか、なんで「イヌハッカ」なのか知っていたら教えてください。　

　　ネベタラクトンという香り成分が、猫に興奮作用を引き起こします。　そして、コレ、食べると逆にリラックス～鎮静されるのです。　フシギです。　けれど、中毒性はなく、猫の健康には全く安全です。　　このネベタラクトンという成分は、蚊などの虫やゴキブリが嫌がり、虫除け効果があるというので、おもしろいですね。　　猫は引き寄せ、虫は遠ざけるのです。
　
　　人間にはどうかというと、これがいろいろ役立ちます。　猫とは逆で、人間にはリラックス効果があり、興奮を静めます。　消化器の不調によく、便秘、下痢の両方に効果的です。　呼吸器の感染症にもよく、発汗を促して熱を下げます。　子供の風邪にいいし、カモミールやエルダーフラワーと合わせやすいです。
　
　　以前、すくすくと腰の高さほど育ったキャットニップの鉢を、家の外に置いておいたら、茎の根元から押し倒され、悲惨なことになってしまいました。(泣)　　最初、酔っ払いか何かが、鉢の上にしりもちでもついたんだろうと、ブツブツ怒ってました。　でも、よ～く鉢を見ると、ニャンコの毛がいっぱい・・・！　カンのいい方は初めから気がついていたと思いますが、どこかの猫さんが、このキャットニップで和んだアトなのでした。　「キャットニップ」を、外におくておくと、こんなことになりますので、気をつけましょう。　うちは今、ベランダなので安心ですが、お庭の場合も油断なりません。（＾＾）　猫が集まってくるのは、まちがいないですね。

　　おまけのお話ですが、実は、フルーツのキウイもマタタビと同じマタタビ科なので、猫には同じような『ふにゃふにゃ』効果があるそうです。　市販のキウイは品種改良されていて、あまり反応は期待できないですが、野生のキウイの木の、特に根の部分には、猫はゴロンゴロンしちゃうそうですよ♪