「西の魔女が死んだ」が、明日から上映開始です。かなり楽しみ♪
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実は私、白状すると、そうとうなビビリです。
主人公の「まい」と同じで、子供の頃「死」が怖くて、よく眠れなかった。
寝てしまって朝がこなかったらどうしょうと、夜がくるのが恐ろしかったです。
あと、いまだに、傷つくのが怖かったり、傷つけるのがこわかったり。
すぐに気持ちがカチコチになってしまいます。かなりの小心者。
(けど、だら~ん・・・と、脱力して見える私も、たぶん本当の私です・・・)
もうひとつ告白すると、まいと同じ「魔女修行中」と思っていました。
魔女は自然の仕組みや法則をよく知っていて、風のように生きるのが上手な人のこと。ハーブやアロマは魔女の得意分野です。
ほうきで空を飛んだりは、あまりしないようですよ。できたらうれしいけど♪
不思議なことに、17年前に母が亡くなってから、魔女のお手本みたいな女性にたくさん出会ってきました。
まるで、母が自分の代わりをよこしてくれるように、次々と年上のステキな女性にめぐり会ってきました。
それは、例えばヨガの先生だったり、アロマの先生だったり・・・。
共通点は、社会的には偉い人のはずなのに、ちっとも偉くみえないこと。
「ほんとうに大切なこと」をよく知っていて、それに従って丁寧にいきていること。
あと、「命がけで他の誰かを守れる」ということ。
彼女たちを見ていると、ビビリなこの私にも勇気がわいてきます。
その中の一人に、尼さんがいます。
乞食をしていたこともあったし、今も、自分のものは何もいらないんだと、いたずらっぽく笑う、こどもみたいな方です。
動物が大好きで、人間の勝手で犠牲になった動物たちの供養をよくされています。
動物実験や殺処分された動物たちはもちろん。天災で亡くなった動物たちの供養も欠かせません。
この人は、まいのおばあさんみたいに、なんでもお見通し。たぶん、ホンモノの魔女だと思います。
私がまっすぐに立って生きていないとすぐにバレます。悩みなんかを隠していても、見抜きます。そして、とてもあたたかく見守ってくれます。
私はいい年をしてまだまだ見習い。この分では一生見習いかも~。けど、見習いは見習いの楽しさがありますね。小さなことにも大きな幸せが見つけられる、いつかはそんな立派な魔女に。