今、家の近所ではこぶしの白い花が満開です。
こぶしの花が終わる頃に、桜が咲き始めます。
毎年、白からピンクへ・・・。
春の空を彩る色が移り変わるのを見届けていると、
なぜかとてもいとおしい気持ちになります。
それにしても花の色というのは不思議ですね。
枝を切ってみても、どこにも色は見当たりません。
自然界は魔法でいっぱいです。
最近、近くにある神社さんのお水をいただきにいってます。
ご利益のある湧き水ということで有名で、
とても遠くの方からもいらっしゃっているそうです。
今年になってから、水質調査も行われたそうですが、
何も問題なくキレイなお水だと、証明されています。
くせのないとてもおいしいお水です。
昔はみんな井戸からくみあげたお水を飲んでいたから、
大地から何かいただいているという、
ありがたい感覚が自然にあったのだと思います。
今は管を通って、人口的に処理されているお水ばかり飲んでいて、
そういう感覚からも遠くなってしまっているような気がします。
人間の70%以上はお水でできているので、
これはもしかしたら、
とんでもなく重要なことだったりするかもしれない・・・。
桜やこぶし・・・植物たちとも、どこかでつながっている感覚。
井戸や湧水を飲んでいた頃は、自然とあったと思うのです。
めぐる季節の中で、本当は人間だけが、
孤独なのかもしれませんね。